ギャラリー
大会開催の目的
文部科学省が昭和39年から行っている「体力・運動能力テスト」によると、子供の体力・運動能力は、昭和60年頃から低下しており、昔の子供と比較してみると、ほとんどの種目において現代の子供が数値を下回っており、身長・体重などの子供の体格について比較すると親の世代を上回っているにもかかわらず、体力・運動能力が低下していることは、身体能力の低下は深刻な状況を示していると言わざるを得ません。
このような運動能力の低下が問題視されている中で、地域の子供達に自然の中でスポーツの楽しさや喜びを知ってもらうことがこの地域の活性化に繋がると考えます。
また、日本の渚百選、日本の海水浴場88選、日本の夕陽百選にも指定されている白砂青松の美しい海岸で、淡路島の西部に位置し瀬戸内海に面しているため、水平線に沈む夕日を見る絶景のポイントでもあり、淡路の特産品である瓦をハートにかたどり、愛の言葉や名前を刻んで展示しているプロポーズ街道がある慶野松原は、2006年第61回国民体育大会(のじぎく兵庫国体)においてビーチバレー競技も開催され、さらに1998年に始まった兵庫県ビーチバレー高等学校選手権大会についても第1回大会は芦屋浜にて開催されたが、第2回大会以降はこの慶野松原で開催され、今年で第15回大会(慶野松原では14回目の開催)を迎えている。この大会では地元高校生も好成績を残し、毎年全日本ビーチバレージュニア選手権大会への出場を果たし、2度の優勝も経験している状況でもあるため、今後ビーチバレー競技の普及・促進を図るとともに慶野松原海岸の素晴らしさを対外的にアピールできる手段でもあると考えます。
さらに、阪神淡路大震災、東日本大震災の早期復興を祈願し復興応援イベントとして、第1回目は「震災復興チャリティビーチバレー教室【ゲスト:西村晃一、菅山かおる】」を開催、第2回目の今年は「上を向いて歩こうプロジェクト〜想いよ届け〜」を開催します。
このように、スポーツを通じ、震災復興を応援し、地域の子供たちの育成を目的とし、さらにこの南あわじ慶野松原のPR活動を通じて来島する観光客の増加を目指し、地域活性化の一役を担う地域貢献活動を目指しています。
大会実行委員長 冷水 修